2024年7月1日、私どもは、三菱地所ウッドビルド株式会社に社名を改訂いたしました。脱炭素社会の実現に貢献できるよう建築の木造・木質化の推進に努めて参る所存でございます。
弊社が創業以来、蓄積して参りましたツーバイフォー工法構造材の加工・供給事業に関する知見と、三菱地所グループの建築に関する幅広い知見を有機的に組み合わせ、様々な用途・規模の建築物において木造・木質化が進むよう、様々なサービスの拡大と強化に尽力する所存でございます。引き続き、お引き立ていただければ幸に存じます。
弊社は、高品質なツーバイフォー資材を安定的に供給するべく、主要な資材供給元であるカナダ、ヨーロッパからの調達に加え、国産材の調達にも力をいれております。これら資材を活用し、戸建・賃貸住宅・社会福祉施設・ホテル・倉庫・オフィスなど様々な木構造建築物の構造計画を具現化するために、お客様、パートナー様のお力をお借りしながら、ＢＩＭ対応力、構造ＣＡＤ生成、加工、配送、木構造施工管理の各機能の整備、強化を進めて参りました。今後も進化するお客様、社会のニーズに応えることができるサービスに磨きあげて参る所存です。
創業以来、「建築物の安心安全」を守り続けるために尽力して参りました、①構造用資材等の品質を担保する選定調達の目利き力、②多様な建築設計に対応する構造材加工力、③パネル工法等の現場生産性向上推進力、④建設現場の環境（建築精度、生産性、労務安全管理）維持力に加え、木構造の計画・設計・施工ならびに各種建設資材の調達力を磨き、木構造とそれに付帯する工事の生産性向上・品質確保の側面からサポートできますよう尽力して参ります。
建設業に携わる一員として、脱炭素社会実現への貢献はより一層求められます。このような中、木造建設物の普及による森林の活性化と再生はわれわれに課された重要な使命と認識しております。木造戸建に加え、様々な用途、規模の建築物を木造化する動きが加速する中、この動きを推進されるお客様にとって、なくてはならない存在「木造・木質化推進サポートのプロフェッショナル集団」を目指し、社員一同日々精進する所存でございます。
